梱包資材を調達する(業者から入手なら不要)


ダンボールなどの梱包資材は、引っ越し業者からすべて購入する場合は
自分で用意する必要はないが、業者から購入するのは一部だけとか、
あるいは全く購入しないといったケースでは自分で準備しないといけない。
梱包資材を調達する場合のポイントは次のとおり。

(1)ダンボールはタダで手に入れる
引っ越し業者のダンボールは、(小)で2QQ〜400円、(中)で200〜500円、
(大)で300〜600円もする。荷造りに必要なダンボールは、りんご箱
くらいのサイズの(小)で一人20箱が目安。
仮に(小)のダンボールを20箱買えば、4000〜8000円かかる計算だ。
引っ越しを安く上げるには、この費用をタダにすることを考えよう。
これには2つの方法がある。

@引っ越し業者から中古品をもらう
引っ越し業者によっては中古のダンボールをタダで譲ってくれる場合がある。
中古でも機能的には新品と何ら変わらない。
見積もりの段階で交渉してみるといい。

Aスーパー、八百屋、薬局などでもらう
古くからあるダンボール調達の定番的手法。スーパー、八百屋、薬局
などが狙い目で、八百屋ならみかん箱、薬局なら洗剤の箱がお勧め。
荷造りや搬出入のことを考え、同じ型の大中小の3タイプを必要な
数だけ集めるのがベスト。
どうしても「新品のダンボールがいい」という人は荒物屋や梱包資材屋に
行けば、引っ越し業者で買うよりはいくぶん安く手に入る。
いずれにしろダンボールには紛失防止や搬入・荷解き作業のしやすさなどを
考慮して「荷物表示」(通し番号/箱の中身/置き場所※1部屋なら置き場所は
記載不要)をするのが普通で、そのためにも調達するダンボールの上蓋や
横腹はなるべく無地の方がいい。

(2)新聞紙ば最低1カ月分用意する
ワレモノを包む、丸めてクッションにする、引き出しにはさんで
固定する……。
新聞紙は用途が広く、引越し荷物の包装材・緩衝材としては最適である。
引越荷物の量にもよるが、最低でも1ヵ月分は確保したい。
なお引っ越し業者によっては、「使いかけでいいから」と頼めば、
ある程度の枚数(50〜100枚程度)のクッションペーパーやエアキャップを
タダでくれる場合がある。ダメでもともとで、ダンボール同様、見積りの
段階で聞いてみるといいだろう。

(3)その他の梱包資材の準備を忘れずに!

荷造りにはダンボール、新聞紙のほかに次のようなものが必要になる。
忘れずに用意しておこう。

@ガムテープ
業者に頼めば、タダで新品(あるいは中古)を譲ってくれる場合がある。
自分で用意する場合は、荷物の量に応じて紙製(2〜3巻)と布製(1〜2巻)を
用意する。

Aひも類
必要に応じてビニマルひも1巻。

Bビニール袋
大中小を用意。大はゴミ袋、中は荷造り、小はテーブルの足などを
はずしたときに出るネジなどを入れてテーブル本体の裏などに張り付けるのに
便利。

C筆記用具
マジック、サインペン、ボールペンなど。ダンボールの荷物表示は誰が見ても
わかるように太字の黒や赤のマジックで記入する。

Dはさみ、カッター
ビニールひもを切ったり、ダンボールを開けたりするのに使う。

E工具類
釘抜き、かなづち、ドライバーセット、ペンチなど。必要に応じて用意する。

F軍手
引っ越し作業に不可欠。ダンボールの持ち運びには手のひら
に滑りどめのゴムが付いた軍手がお勧め。

Gボロ布など
古い毛布、古いタオルなど。レンタカーを使って自分で引っ
越す場合は家具の保護カバーとして絶対に必要。

Hその他
セロテープ、輪ゴム、紙袋など。必要に応じて用意する。

新しく購入するものを決めておく


新居の下見をしてレイアウトを検討すると不要なもの、新たに必要なものが
見えてくる。
不要なものについては粗大ゴミの収集依頼で処理済みだが、
新たに購入するものについても引っ越しの2週間前までにはきちんと
決めておくようにしたい。
初めてひとり暮らしをする場合は、家具・家電類などの生活まわりの用品が
一通り必要になるので、どうしても買うものが多くなる。
予算と相談しながら、とりあえず最低限必要なものだけ揃えるようにしよう。

すでにひとり暮らしをしている場合は、旧居との間取りや設備の違いなどで
新規購入や買い換えが必要になるものがある。
それをまとめると次のようになる。

●新規購入の可能性があるもの(すでにひとり暮らしをしている場合)
@エアコン
「前の部屋にはついていたが、今度の部屋にはついていない」
とか、「室外機が置けないので窓枠型のエアコンを買わないといけない」
といったケース。
Aガス器具
都市ガスは全国で13種類。転居先のガスの種類によっては手持ちの器具が
使えない場合がある。
Bカーテンやブラインド
窓枠の天地左右のサイズが旧居と違う場合や角部屋に越したため窓が増えた
場合など。

Cカーペット類
旧居と部屋のサイズが違う場合など。

D家具類
「新居のサイズに合わない」とか「古くなったので引っ越しを機に買い替える」
といったケース。

家具の配置を決めて見取り図を作成する


新しく買うもの(買い替えるもの)が決まったら、家具のレイアウトを
決めてしまおう。

2DK以上の間取りの部屋に引っ越す場合は、引っ越し業者の作業員
(あるいは手伝ってくれる友人)が、どの荷物をどの部屋に運び込めばいいのか、
すぐにわかるように、この家具のレイアウトをもとに荷物の収納場所も含めて
「見取り図」を作成しておこう。
作業員(友人)は、見取り図を玄関のドアなどにテープでとめ、
それをチェックしながらダンボールや家具などを搬入する。
見取り図は作業をしながらでも見やすいように新聞の1ページ大くらいの
大きな紙に書くようにしよう。
タグ:引越し 家具

荷造りを開始する


荷造りには「こうやれば間違いなし」という手順とコツがある。
それをまとめると次のようになる。

●失敗しない荷造りの手順とコツ

@普段使わないものから先に詰めていく
本、雑誌、CD、レコード、来客用の食器や寝具、衣類(シーズンオフのものや
滅多に着ないもの)、押入や天袋に保存してあるもの……。
荷造りは普段使わないものから詰めていく。
それも本や雑誌のように重くて、上に積み上げても平気なものから
手を付けるのがセオリー。

A重いものは小さな箱、軽いものは大きな箱に詰める
本や雑誌などは数がまとまると恐ろしく重くなる。なるべく小さなダンボールに
入れるようにしよう。逆に衣類などはさほど重くないので、大きなダンボールに
どんどん入れても大丈夫。
ちなみに1箱の重さは15〜20kgが目安。これ以上だと持つのが辛い。

B重いものは箱の下、軽いものは箱の上に入れる
バランスを考え、重いものはダンボールの下に、軽いものはダンボールの
上の方に入れる。

C取り出すときのことを考える
シワの気にならない衣類などはダンボールに多めに詰め、しっかり梱包すれば、
なかでバラつかず、整理もラク。タンスの中身は引き出しごとにまとめて
詰めて、荷物表示の箱の中身を「タンスの○段目」と書いておけばいい。
クローゼットなどにハンガーがけしてあった衣類は、ハンガーにかけたまま
箱詰めすれば、ダンボールを開けたときにそのままかけられるのでラク。

D食器などには「ワレモノ注意!』の表示をする
食器などのワレモノは一つずつ新聞紙などでくるむのが原則。
ダンボールの底に新聞紙を敷いてクッションを作り、茶碗やカップ類は
伏せて、皿類は立てて箱詰めする。すき間には丸めた新聞紙やタオルなどを
詰め、動かないようにする。箱詰めしたらダンボールの上蓋や横腹に
「ワレモノ注意!」と赤のマジックで大きく書いておく。

E小物は場所別・種類別にまとめる
台所用品や文具類などの小物は、場所別、種類別に分けて要領よく箱詰めする。

F新居ですぐに使うものは別扱いにする
洗面用具や給茶用具など引っ越したその日から使うものは専
用のダンボールを1、2個用意し、他の荷物とは別扱いにしておく。

G大きな家具や梱包が難しいものは業者に任せる
タンス、ベッド、冷蔵庫、テレビ、オーディオ類……。大きな家具や
梱包が難しいものは素人考えで下手な荷造りをするより業者に任せた方が
安心(レンタカーを借りて自分でやる場合は観念して自分でやるしかない)。

Hダンボールには荷物表示をする
箱詰めを終えたダンボールには上蓋と横腹にマジックで荷物表示をする。
表示の仕方は、「12(通し番号〉/CD(箱の中身)/洋室(置き場所〉」
といった具合だ。
I荷物リストを作成する
ダンボールに荷物表示をするときは、それと全く同じ内容を
「荷物リスト(荷造り明細)」として大学ノートなどに記録していく。
こうしておけば、搬出入の際の荷物の確認や、急に何か必要になったときなど、
余分な箱を開けることなく、一発で目的の荷物を取り出すことができる。

電話の新設・移転の手配/知人への転居通知


初めてひとり暮らしをする人は電話の新設手続きを、またすでにひとり暮らしを
していて電話を持っている人は新居への移転手続きを行う。
申込先は116番または最寄りのNTT支店(営業所)。
電話線の引き込み工事が必要な場合は立会いが必要になる。

《電話の新設》
・申込先:局番なしの116番または最寄りのNTT支店(営業所)
・必要書類:住所を証明する書類(住民票、運転免許証など)
・費用:1回線ごとに工事負担金7万2000円、契約料800円。工事料金
 (工事形態により異なる〉

《電話の移転》
・申込先:局番なしの116番または最寄りのNTT支店(営業所)
・申込時に伝えること:@使用中の電話番号、A電話の契約者名義、
 B現住所と新住所、C移転工事の希望日
・費用……標準的工事料金は基本工事費4500円、交換等工事費1000円、
 屋内配線工事費3800円。ただし工事内容によって費用は異なる。

また、引っ越しが決まったら早めに転居通知の手配をしておこう。
印刷に出す場合は仕上がりまでに1週間程度はかかる。パソコンを
使って自分で作る場合も直前になって慌てないように早めに取りかかるように
しよう。
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