引っ越しの手順を確認する


業者に頼む場合は、作業員が到着したら、
引っ越しのダンドリを確認し合う。
2DK以上の間取りの部屋に引っ越す場合は、
「家具の配置を決めて見取り図を作成する」で
作成した新居の「見取り図」も渡す。

友人を頼む場合は、何をやってもらうのか、
改めて作業範囲の確認をしておこう。友人の手を借りて

レンタカーで引っ越す場合も同様で、作業を始める前に
しっかりと手順を打ち合わせておこう。

旧居の荷物を搬出する


引っ越しの手順の確認がすめば、いよいよ荷物の搬出、
トラックヘの積み込み作業の開始である。

レンタカーを借りて自分でやる場合は、積み込みのダンドリを
考えながら、家具や住居に傷を付けないように
慎重に搬出作業を進める。

業者に頼む場合は契約内容にもよるが、
基本的に搬出に立会い、作業員にテキパキと指示を出すだけでよい。トラックヘの積み込みはすべて業者がやってくれる。
友人を含めて搬出作業を手伝う場合は、大きな家具類は
業者に任せること。
素人がしゃしゃり出ても邪魔になるのがオチだ。

旧居の電気・ガス・水道の精算を行う


電気、ガス、水道は、引っ越しの1週間前(2、3日前)
までに移転の連絡をしておけば、引っ越しの当日、係員が
料金の精算にやってくる。支払い用の現金を用意しておこう。

《電気の精算》
引っ越し当日、電力会社の係員がきてメーターを確認のうえ、
精算を行う。出発前にアンペアブレーカーのスイッチを
下げておく。

《ガスの精算》
引っ越し当日、ガス会社の係員がきてメーターを確認のうえ、
ガスの元栓を止め、精算を行う。

《水道の精算》
引っ越し当日、水道局の職員がきてメーターを確認のうえ、
精算を行う。出発前にメーターボックス内の水止め栓を閉めて
おく。

電気、ガス、水道ともに係員の都合などで当日精算できない場合は、
引っ越し先へ請求書が送られてくる。
なお精算の後に電気や水道を使うことがあるが、
掃除などに使う程度なら、通常、料金は発生しない。

旧居の掃除を行う


荷物の運び出しがすんだら、掃除に取りかかる。
友人の手が借りられるなら、手分けして、
掃除機をかけたり、雑巾がけするなど、
ダンドリよく片づけよう。

借主負担の修繕費用は大家の心証一つで決まる面があるから、
なるべくピカピカにして明け渡すようにしたい。

掃除が終わったら、最後に忘れ物がないか点検する。
天袋の奥、流しの下、ベランダ、自転車置き場などは要注意。

旧居を明け渡してカギを返却する


荷物の搬出、積み込みが終われば、トラックは新居へ向けて
出発する。
出発前に業者の作業員と新居への搬入開始時刻や
搬入の受け入れ態勢などについてもう一度確認しておこう。

ここまでくれば、あとは部屋を明け渡してカギを返却するのみ。
これについては「解約予告」の段階、さらには「引っ越し
の挨拶」の段階で、どのようにすればいいのか、必ず大家
(または不動産会社〉と打ち合わせをしておくこと。

一般的には引っ越しの日に大家の立会いのもとで部屋を明け渡し、
カギを返却するケースが多いが、大家の立会いがなく、
カギも不動産会社に返す場合もある。

また賃貸借契約上、明け渡し期限に余裕がある場合は、引越しだけ
先にやって、その後でゆっくり掃除などをしてから部屋を
明け渡し、カギを返却する場合もある。
近場の引越しでは珍しくないやり方だが、この場合は必ず
事前にその旨を大家に話し、了解を得ておくこと。

大家(または不動産会社〉の立会いのもとで明け渡しを行う場合は、
借主負担の修繕箇所を双方で確認のうえ、大まかな修繕費用の
提示を受ける。

借主が負担しなければいけないのは、たばこで焦がしてしまった
畳やカーペットとか、ものを落として傷つけた床や洗面台など、
借主の不注意で傷を付けたり壊したりしたものに限られる。

それ以外の畳や襖の日焼けなど普通に暮らしていて生じた
経年変化にともなう「自然の損耗」については一切負担する
必要はない。
もし「自然の損耗」についても修繕費用を負担するように
求められた場合は、断固として拒否すべきである。

明け渡しの立会いがない場合は修繕箇所の確認ができないので
要注意。
後で不当な修繕費用を請求されたときに対抗できるように、
退去時に部屋の隅々まで写真やビデオに撮っておくのも手だ。


■カギの紛失に注意!
入居時に渡されたカギを紛失すると、
通常力ギの交換代を請求される。

カギに刻印されたナンバーは、業者の物件台帳などに
控えてあるから、コピーを返してもすぐにバレる。
カギの交換代は5000円〜1万円程度は覚悟しないといけない
(もっと高い場合もある)。

こうした痛い出費を防ぐには、入居時に渡されたカギは
すぐに必要な本数だけコピーして
賃貸借契約書と一緒に大切に保管しておくことだ。
そしてコピーだけ使う。
コピーならいくら失くしても大丈夫だ。

新居へ荷物を搬入する


荷物の搬入に当たっては、見積もりの段階で
搬入の開始時刻や搬入の受け入れ態勢など
新居でのダンドリをきちんと打ち合わせておくこと。

「新居に着いたが、誰もいなかった!」では
業者も困ってしまう。
自分たちの移動時間についても余裕をもって考えておこう。

搬入作業では何をどこに置くのか、荷主として適切な指示を
行うこと(2DK以上の場合はあらかじめ渡した見取り図に
したがって搬入してもらう)。
家具や家電類は、後で動かす必要のないように
希望する場所に据え付けてもらう。

荷物の搬入、家具・家電類の据え付けが終わったら、
業者の人と一緒に紛失した荷物はないか、
家具などに傷や破損はないか、必ずチェックする。

ワレモノなどは業者がいるうちに荷解きをして
なかをチェックした方がいい。

荷物の確認が終わったら、請求書と見積書を照合し、
問題がなければ、引っ越し料金の支払いを行う。
料金を支払ったら必ず領収証をもらうこと。

新居の電気・ガス・水道を使えるようにする


電気、ガス、水道は引っ越したその日から必要になる。
電気と水道は自分で使い始めることができるが、
ガスはあらかじめガス会社に連絡しておいて
入居者立会いのもとで開栓の作業が必要になる。

《電気の使用開始》
電気は分電盤のスイッチを
@アンペアブレーカー
A漏電遮断機
B配電遮断機
の順でそれぞれ〈入>にすれば、使えるようになる。
電気がついたら備え付けの「電気使用開始連絡はがき」に
住所、氏名、入居年月日などを記入し、ポストに投函する。

《ガスの使用開始》
事前に新住所を管轄するガス会社に連絡しておけば、
当日、担当の係員がやってきてガスの元栓を開けてくれる。
係員はガスの種類とガス器具の適合性一(燃焼実験)などの
安全点検をするので、入居者の立会いは必須。

《水道の使用開始》
メーターボックス内の水止め栓を左に回せば水が出るようになる。
水が出たら、備え付けの「水道使用開始連絡書」(ハガキ)に
住所、氏名、入居年月日などを書いてポストに投函する。


■電気の契約アンペア数は変えられる

最近はひとり暮らしでも電子レンジやエアコン、ドライヤーなど
消費電力が1000Wを超えるような電気製品をいくつも使う。
契約アンペア数は最低でも20Aは必要だ。
それでもブレーカーがしばしば落ちるような場合は、
大家に了解をとったうえで契約アンペア数を上げた方がいい。
住所地を管轄する電力会社の支社(営業所)に連絡すれば
無料でブレーカーの取り替え工事をやってくれる。
東京電力の場合、最大60Aまで上げることができる。

月々の基本料金は上げるアンペア数によって変化するので
確認すること。

新居関係者に引越しの挨拶をする


引っ越したら新居の大家とご近所にあらかじめ用意した品を
持って挨拶に行こう。
ご近所の挨拶の範囲は、一戸建てでは向こう3軒両隣、
アパート・マンションでは両隣と自分の上下階の部屋というのが
一般的。

できれば引っ越したその日のうちに、それが無理なら翌日の
うちにはすませておきたい。
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